折り紙が幼児教育に与える影響とは?そのメリットとポイントを解説
2021/01/01
手先を使い造形をする折り紙は、幼児教育の中で大きな役割を果たしているのをご存じでしょうか。色のバリエーションが豊富にあり、折ることで形が変わっていく折り紙は、昔から子供の遊びとして人気がありますよね。
幼稚園などでもお絵かきに次いで真っ先に取り入れられることが多く、馴染み深い幼児教育素材といえるでしょう。
今回は、この折り紙が幼児教育の中でどのような役割を果たし、子供に影響を与えているのかを解説します。
折り紙を使った幼児教育のメリット
折り紙をすることで幼児にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
クリエイティブな力がつく
折り紙は四角い紙からさまざまな形に変化させることができ、色のバリエーションも豊富ですよね。
子供はある程度いろいろな物が折れるようになると、自分なりに考えてオリジナルの物を作り出すようになります。のりやはさみなど他の道具を使って折り紙の世界を広げていき、創造力を膨らますようになります。
空間認知能力と集中力が鍛えられる
折り紙は角と角を合わせるだけでも集中力が必要です。難易度が高いものや時間のかかるものはより集中力を必要とします。
さらに、立体的思考が養われ空間認知能力が鍛えられるので、数学的思考の土台を自然に身に付けられますよ。
コミュニケーション能力がつく
折り紙は、人との交流を盛んにさせるツールともいえます。折り方がわからない箇所を誰かに教えてもらったり、出来たものをプレゼントするなどしながらコミュニケーション能力が育まれていきます。
折り紙を使った幼児教育のポイント
そろそろ折り紙で遊ばせてみようかなと思ったら、まずは「三角折り」からスタートしてみましょう。角を一か所合わせるだけですが、『初めて折り紙に挑む子供にとっては簡単なことではありません。』上手くできたら、思いきり褒めてあげてくださいね。
角と角を合わせるという基本ができるようになったら、今度は親が完成させた動物などを見せてあげましょう。「自分もつくりたい!」という欲求が生まれ、クリエイティブな意欲を引き出すことができます。
折り紙で楽しみながら幼児教育をしよう
折り紙は、手軽に楽しめる幼児教育ツールとしておすすめです。子供は楽しみながら創造性や思考力、集中力などが鍛えられ、いろいろな人との交流ができます。
遊びながらいろいろな能力を身に付けられる手軽なツールとして、子供のみならず親にとっても嬉しい素材であるといえるでしょう。
折り紙は1歳からでも始められます。まずは一回だけ折って作れる「三角折り」からスタートして、少しずつ折る回数を増やしてみてくださいね。